修繕計画が策定される食堂街に面した宮の前護岸=初島

 ■食堂街沿いなど2カ所 来年度以降に修繕工事 

 熱海市は本年度、初島海岸長寿命化計画を策定する。第2漁港と、食堂街に面した計2カ所の護岸の劣化状況を調べ、来年度以降、修繕工事を進めていく。

 高潮、高波から集落や漁港を守る初島の護岸は、食堂街に面した宮の前護岸が海面からの高さ5・5メートル、延長178メートル、第2漁港にある拝の山護岸が同8メートル、同290メートル。ともに整備から20年以上経過している。

 長寿命化計画は、津波のハード・ソフト対策で海の眺望などを考えて護岸の高さを上げず、避難路整備や避難行動に重点を置くとする初島地区津波対策協議会の結果を受けて、既存施設の保全対策として作成する。専門業者に委託し、亀裂やコンクリートの劣化状況などを調べ、必要な修繕内容を盛った計画をまとめる。

 担当者は「初島では2016年度から市が漁港の機能保全事業も進めている。護岸についても国の助成を得て長寿命化を図っていく」と話した。

 【写説】修繕計画が策定される食堂街に面した宮の前護岸=熱海市初島