斉藤市長に表彰状を披露する中田さん=市役所

 ■長年の活動評価

 伊豆山浜町自主防災会長で、3月まで熱海市自主防災会連合会長を務めた中田剛充さん(76)がこのほど、2018年度防災功労者防災担当大臣表彰を受賞した。市内の自主防関係者の受賞は12年度以来6年ぶり。長年の活動が高く評価された。

 中田さんは05年度から浜町自主防災会長として沿岸部の津波避難、急傾斜地崩壊や土石流、地滑りが心配される中心部から山間部にかけた地域の避難行動要支援者対策などを推進。14年度から2期4年会長を務めた自主防災会連合会では、自主防と学校、市が連携した地域防災連絡会に積極的に参画し、避難生活マニュアルの整備などに尽力した。

 都内で開かれた表彰式では、防災体制整備の部での受賞となった中田さんを含め全国13個人・14団体が小比木八郎大臣から表彰状を受け取った。

 中田さんは18日、市役所に斉藤栄市長を訪ねて受賞を報告。表彰状と記念品を披露し、「住民一人ひとりの防災意識はまだ高いとはいえない。わが身を守る自助と、高齢者ら要支援者の共助の意識を高めていきたい」と抱負を語った。斉藤市長は「中田さんの真剣な取り組みが評価されたのだろう。市民にとっても誇り」とたたえた。

 【写説】斉藤市長に表彰状を披露する中田さん=熱海市役所