「日本の技体験フェア」の概要をまとめたタブロイド版リーフレット

 ■文化庁主催 27、28日

 熱海市の南熱海マリンホールで10月27、28日、日本の技体験フェア「ふれてみよう!文化財を守り続けてきた匠(たくみ)の技」が開かれる。文化財保存のために欠かせない技術を広く紹介する文化庁の主催事業で、県内での開催は初めて。県・市教育委員会などが共催する。タブロイド版のリーフレットを市内外で配り、PRを進めている。

 全国各地の文化財を陰で支えてきた修理技術や材料・道具の制作技術を保存する32の団体が一堂に会し、展示、実演や体験コーナーを繰り広げる。実演はNPO法人日本伝統建築技術保存協会による手おので丸太の表面を削る作業、日本美術刀剣保存協会による銘切りなど。

 体験コーナーは文化財庭園保存技術者協議会による竹の手ぼうき作り、日本伝統瓦技術保存会の屋根瓦の型抜きのほか、かんなを使って箸作り、花文の刺しゅう、畳パズル、手すき和紙を使ったメモ帳作製、寄せ木造りの仏像組み立て、藍染め、炭で金属磨きなど各団体が多彩なメニューを用意し“匠の技”を手ほどきする。体験で制作した品は記念品として進呈する。

 27日午後1時からは、同施設内で県民俗芸能フェスティバル(県・市教育委員会など主催)が同時開催となる。地元の「阿治古神社鹿島踊」「和田木神社獅子神楽」と、昨年県無形民俗文化財に指定されたばかりの西伊豆町・海名野神明神社の「人形三番叟(さんばそう)」が上演される。民俗学者の中村羊一郎さんが芸能解説を担当する。

 いずれも入場無料。同フェアの一部体験は事前申し込みが必要。詳しくは同フェアのホームページ、またはNHKプロモーション内の事務局〈電03(6271)8515〉へ。

 【写説】「日本の技体験フェア」の概要をまとめたタブロイド版リーフレット