熱海市が、魅力ある観光地づくりや訪日外国人旅行者誘致など、観光振興に貢献した団体や個人を顕彰する「第10回観光庁長官表彰」の受賞団体に決定した。10月1日に都内で表彰式が行われる。

 同市は2007年度に市長を座長とする「観光戦略会議」を発足。観光・経済団体の代表者らを交えて戦略を検討し、シティープロモーションや地域資源の掘り起こしを進めた結果、最盛期(500万人超)の半分以下に落ち込んだ宿泊客数が2017年度に307万人に回復した。特に若年層の新規顧客の獲得に成功し、ここ数年は日本人観光客が毎年10万人程度増加している。こうした官民一体の「オール熱海」の取り組みと成果を同庁が高評価した。

 斉藤栄市長は「観光戦略会議の設置に始まった10年間の取り組みが認められてうれしい。民間団体のモチベーションも上がるだろう。受賞を励みに、回復からさらなる躍進に向け今後も努力したい」と受賞を喜んだ。

 本年度の受賞団体は同市のほか、伊江島観光協会、北九州産業観光センター、ぐるなび、田辺市熊野ツーリズムビューロー。表彰式には同市から斉藤市長と市観光協会連合会、市ホテル旅館協同組合連合会、熱海商工会議所の代表者が出席する予定という。