化粧直しが終わったやすらぎの塔に玉串を捧げて手を合わせる遺族会役員=梅園町の熱海梅園

 ■やすらぎの塔で戦没者慰霊

 熱海市遺族会の米山勉会長ら役員と市の事務局職員10人が25日、改修を終えた熱海梅園内の「やすらぎの塔」を訪れ、玉串をささげて戦没者を慰霊した。

 26日に予定していた戦没者追悼式と慰霊祭が雨天予報のため中止となり、この日は祭典準備を進めていた役員のみの慰霊となった。

 合掌する手をモチーフにした塔は、日清戦争から第2次世界大戦までの同市の戦没者1026柱の慰霊のため、1965年に建立された高さ約4メートルの石塔。改修ではこけなどが付着して変色した表面を洗浄し、化粧直しの塗装を行った。役員は塔を見上げて「きれいになった」と感激し、神妙に手を合わせた。

 慰霊を終えた米山会長は「遺族も高齢化で会員数も減少している。戦争の悲惨さを後世にどう伝えていくかを考えていかなければならない」と話した。

 【写説】化粧直しが終わったやすらぎの塔に玉串を捧げて手を合わせる遺族会役員=熱海市梅園町の熱海梅園