オリジナルの寸劇を披露する市民教室の受講生たち=網代公民館

 熱海市中央公民館主催本年度春季・市民教室の「寸劇をやってみよう」と「きれいに歩く、魅(み)せるウオーキング」の発表会がこのほど、網代、中央の各公民館で相次いで開かれた。

 ■寸劇、2作品上演 4人が稽古の成果見せる

 「寸劇をやってみよう」は6月から月2回の教室で脚本を練り、稽古を重ねてきた受講生が、網代公民館でその成果を披露した。

 50~80代の受講生5人のうち4人が出演し、オリジナルの「釣り」「夢の重なり 時間旅行」の2作品を上演した。「釣り」は釣り人と魚の親子の対決の物語。衣装や演出にも工夫を凝らし、舞台をつくり上げた。上演の前には、発声と滑舌の稽古の様子を実演、紹介した。

 「釣り」の脚本を手掛け、客席で見守った柳道彦さん(73)は「演者の皆さんがうまく表現してくれた。味があってよかった」と感想を話した。魚の子などを演じた飯田つき子さんは「介護の気分転換になればと受講した。発表会という目標に向かって皆さんと取り組めて楽しかった」と振り返った。

 講師の山縣博朋さん(68)は「受講生の皆さんが熱心で意欲的だった。寸劇を通して、人生は出会いだということが伝わるといい」と語った。

 ■ショー形式でウオーク 家族、友人に女性10人披露

 「きれいに歩く、魅せるウオーキング」は、11歳から70代までの女性10人がファッションショー形式でウオーキングを市いきいきプラザで披露した。

 カジュアルウエアからスーツ、ウェディングドレスまで、思い思いの服装で登場し、晴れやかな表情で集まった家族や友人の前を歩いた。

 葛山てる子さん(70)は「姿勢良く歩くこつを学べた。ショーも楽しかった」と笑顔。庄司良子さん(65)は「おしゃれをするのも悪くないと思った」とほほえみ「猫背を治したいと思い受講した。少しは改善できたと思う」と振り返った。

 パリコレクションで活躍したモデル、田中レーヌさんが講師を務め6月から月2回の教室で着物や洋服でのきれいな歩き方、座り方、立ち方などを伝授した。受講生たちの発表会での“モデルぶり”を見守り「8回の稽古だけで、これだけきれいになるとは」と成長を喜んだ。

 【写説】オリジナルの寸劇を披露する市民教室の受講生たち=熱海市の網代公民館

 【写説】お気に入りの衣服などでウオーキングを披露する受講生=熱海市いきいきプラザ