職員(左)の案内で施設で撮影された記念写真を眺める親子=熱海市の姫の沢自然の家

 熱海市の姫の沢自然の家は閉館を控えた29日、施設の見学会を始めた。初日は施設を利用した市外の子どもらが訪れ、思い出を振り返った。最終日の30日も開く。

 サッカークラブの合宿で2度使った三島市の佐藤一華君(北上小2年)は「合宿はとても楽しかった。思い出が残る自然の家をお母さんに見てほしかった」と話し、宿泊した部屋などを母理恵さんと共に見て回った。理恵さんは「子どもが過ごした場所を見ることができてよかった」と笑顔を見せた。

 同施設は1980年に開所して以降、社会教育の場として市内の小中学校のほか、市内外のスポーツ団体に活用されてきた。利用者は延べ59万4900人を数える。佐藤康弘所長は「少子化が進み、教育施設としての役割を終えたと思う。最後の機会に訪れてくれる人がいてよかった」と語った。

 見学会の時間は午前10時~午後3時。車の場合は姫の沢公園のサザンカ駐車場を利用する。問い合わせは同施設〈電0557(83)5301〉へ。

 【写説】職員(左)の案内で施設で撮影された記念写真を眺める親子=熱海市の姫の沢自然の家