マルチコピー機から出てきた住民票を手にコンビニ交付の利便性を自ら体験する斉藤市長(右)=東海岸町のローソン熱海サンビーチ店

 ■週末、夜間も取得可能に 

 熱海市は1日、全国のコンビニエンスストアで住民票など各種証明書を取得できる「コンビニ交付サービス」を開始した。

 取得できる証明書は住民票の写し、戸籍、印鑑登録、所得・課税の証明書など8種。マイナンバーカード(個人番号カード)を所持している人が対象となる。マルチコピー機を置く市内19店舗をはじめ、全国のコンビニで利用できる。手数料は市役所と同じ200~450円。利用は土・日曜日、祝日含めて午前6時半~午後11時。

 初日は東海岸町の「ローソン熱海サンビーチ店」の協力を得て、斉藤栄市長が交付のデモンストレーションを行った。液晶画面に表示される利用手順に従って住民票の写しを取得し、「これは便利。お年寄りでもストレスなく利用できるのではないか」と利便性をアピールした。

 市の担当者によると、全国の自治体が導入を進める同サービスは役所で平日の日中に限られた証明書の取得を最寄りのコンビニで週末や夜間も受けられるのが最大の利点。高齢者らの負担軽減が図られ、サラリーマンなどにも朗報となる。役所窓口の混雑緩和、業務効率化も期待できるという。

 【写説】マルチコピー機から出てきた住民票を手にコンビニ交付の利便性を自ら体験する斉藤市長(右)=熱海市東海岸町のローソン熱海サンビーチ店