プリン専門店でのフィールドワークで客に意見を聞く生徒たち=田原本町

 県立熱海高の2年生96人がこのほど、熱海市内の事業所や周辺でフィールドワークを実施し、各事業所から提示されている「新商品開発」「滞在時間が延びる仕掛けづくり」といった課題の解決策を探った。

 地域社会を支える人材育成を目的とした総合的な学習「熱海ラボ」の一環で、ホテル、商店、交通事業者など7事業所と市役所の協力を得てプログラムを進めている。7月に各事業所から課題が示され、生徒は担当する事業所を選んでグループを編成した。フィールドワークは9月に続いて2回目で、各事業所の利用客やスタッフらの話を聞いたり、周辺調査に当たったりした。

 プリン専門店「熱海プリン」を運営するフジノネから示された課題「新商品開発」に取り組む生徒たちは、田原本町の本店で客にアンケートを実施したほか、平和通り、仲見世の両商店街で人気の店や商品を調査した。

 高橋菜稚さんは「商店街で人気の品が予想していたのとは違い、勉強になった。参考にして熱海の人や観光で来た人に気に入ってもらえる商品を考えたい」と話した。

 生徒たちは11月にもフィールドワークを行い、アイデアを練る。自分たちでまとめた課題解決策は12月に各事業所向けに発表する。

 【写説】プリン専門店でのフィールドワークで客に意見を聞く生徒たち=熱海市田原本町