熱海市内の4事業所は18日、転職サイト「ビズリーチ」を活用して、首都圏の企業に所属しながら副業・兼業で自社の業務を推進する“地域貢献ビジネスプロ人材”の公募を開始した。東京と熱海の2拠点生活を実践する水野綾子さん(下多賀)と市チャレンジ応援センター「A―biz(エービズ)」が連携して、各事業所と人材のマッチングや業務展開を支援する。

 同サイトを運営するビズリーチ(東京都渋谷区)が受託した中小企業庁の副業・兼業実証事業の対象地域にエービズが手を挙げ、水野さんと共に市内の事業所とプロ人材を結び付ける取り組みを開始。エービズ利用者の中からニーズや課題を踏まえ、ホテル・ニューアカオ、熱海ガス、マジオ・ドライバーズスクール熱海校、モリボーの4事業所をビズリーチとつないだ。

 それぞれ未活用リゾート資源の企画プロデューサー、事業企画プロデューサー、組織開発ディレクターなどを求める。

 ビズリーチが同サイトに設けた「地域貢献ビジネスプロ人材」の特集ページに公募概要を掲載し、11月14日まで登録会員を対象に人材を募る。コーディネートに当たる水野さんは「副業・兼業する個人、受け入れ企業にとっても新しい可能性を生み出す取り組みになるのではないか。地方の人材不足解消や、地元企業の働かせ方に対する意識改革につながる一歩になるよう支援していきたい」と話した。