品定めや買い物を楽しむ来場者=熱海梅園

 ■作家47人・組が出展 初の音楽ライブも 

 熱海市の熱海梅園で19日、「アート・クラフトフェスティバル」(実行委員会主催、熱海新聞など後援)が始まった。全国各地の工芸作家47人・組が陶芸やガラス、木工、布染織、ニット、アクセサリーなど多彩な手作り品を出展したほか、若手アーティストによる音楽ライブもあり、来場者は園内を散策しながら買い物や演奏を楽しんだ。21日まで。

 木の器類や椅子、手縫いした皮革のバッグ、使いやすさにこだわった陶の食器など趣向を凝らした品々が並んだ。作家と会話を交わしながら、熱心に品定めをする来場者の姿もあった。市内から訪れた中條ミツ子さん(72)は「技術のある人が手作りした物はやっぱりいいと思った。みんな買いたくなってしまう」と話し、夫と共にブースを見て回った。

 音楽ライブは“音づくり”に打ち込む若者を支援しようと初めて企画。中山晋平記念館の庭や見晴台、中央広場でギターやピアノの弾き語りが繰り広げられた。

 閑散期の熱海梅園の活用を狙いにした催しで6回目。今年も「熱海芸術祭」の一環で開いた。期間中、実行委員らが審査に当たり、作品賞を決める。事務局を担う鎌苅慧皇さんは「およそ半分が初出展の作家で、レベルの高い作品が集まった。今回はライブもあるので、幅広い年代の人に楽しんでほしい」と話した。

 開催時間は午前9時~午後4時。飲食のブースもある。音楽ライブは20日まで。入場、駐車は無料。雨天決行。問い合わせは鎌苅さん〈携帯090(2246)7733〉へ。

 【写説】品定めや買い物を楽しむ来場者=熱海梅園