エプロンに身を包み「くいしんぼ組曲」を歌うコーラスメンバー=起雲閣

 ■ピアノなど13人披露

 熱海市昭和町の起雲閣で21日、第20回熱海クラシックコンサート(実行委員会主催)が開かれた。市内外で活動する演奏家13人がピアノ独奏や声楽などを披露し、来場者約150人を引きつけた。長年後援や協力してきた4合唱団を招き、合唱も行った。

 今回はピアノ独奏でショパンの「ワルツ第4番34―3」を皮切りに、ピアノ協奏曲やソプラノ独唱が続いた。目を閉じて聞き入ったり、目頭を押さえたりする来場者もいた。

 合唱は、グレース&ラブ、ジョイラック、熱海童謡唱歌の会、熱海市民合唱団がコンサート20回目を記念し協演、美しいハーモニーを響かせた。合同合唱団による「くいしんぼ組曲」では、ドレスの上にエプロンを身につけたメンバーがハンバーグやカレーなど、多彩なメニューにまつわる曲をユーモラスに歌い上げ、笑いを誘った。

 同会は20年前に若手演奏家の育成を目的に、演奏家が音楽活動できる場として立ち上げられた。設立から携わる、事務局でピアノ指導者の佐藤千鶴子さん(80)は「今後も若手に引き継いで継続していきたい」と話した。

 会長で県議の藤曲敬宏さん(51)は「人生に例えるとちょうど二十歳を迎えた。熱海の芸術や音楽の振興に少なからず貢献してきたといっても過言ではない」と活動を振り返った。

 【写説】エプロンに身を包み「くいしんぼ組曲」を歌うコーラスメンバー=熱海市の起雲閣