■熱海市は55人増の445人 

 県はこのほど、2017年12月末の外国人の住民基本台帳人口の調査結果を公表した。本県の外国人は前年比7・9%増の計8万2675人。伊豆地区13市町は計7656人で、前年比7・3%増となった。

 伊豆地区では沼津市の3853人が最も多く、次いで三島市の1272人、伊豆の国市535人、伊東市502人となっている。総人口に占める外国人の割合は県内が2・21%、伊豆は沼津市の1・95%が最高だった。

 国籍別で最も多いのはブラジルの2万6190人で全体の31・7%を占め、フィリピンの1万5690人、中国の1万1289人が続いた。伊豆地区では中国、韓国、インドネシア、台湾といったアジア系が51・4%を占めた。

 県内の外国人人口はリーマン・ショックのあった08年の10万3308人をピークに減少し、11年の東日本大震災が拍車をかけた。その後、16年の7万1301人を底に増加に転じ、3年連続で前年を上回った。

 増加基調にある外国人について県多文化共生課の担当者は「景気拡大と、少子高齢化による労働力不足を背景とした国の外国人留学生、労働者受け入れの規制緩和が背景にある。今後も増えていくだろう」と説明。人手不足が深刻化している伊豆の宿泊産業の外国人就労については、現行制度下では容易でない現状を明かした。

 【図表】伊豆地区における外国人の人口