市内外の作家による多彩な作品が並ぶ「アタミ・アート・エキスポ」=起雲閣

 ■24の個人、団体出品

 熱海市の起雲閣をメインとする7会場で26日、市内外の作家によるアートの博覧会「アタミ・アート・エキスポ2018」が始まった。木工、彫金、鍛金、人形、絵画、写真、陶芸、裂き織りなど多彩なジャンルの作品が並び、来場者の目を引き付けている。

 「多賀網代文化展」から始まり9回目。今年も「熱海芸術祭」の一環で開いた。全9会場で24の個人と団体が作品を展示するほか、今回は演奏などの特別イベントを盛り込んだ。

 起雲閣には13人と1団体が出展した。独自の視点で熱海の風物を捉えた写真、動物をモチーフにした鍛金、細やかなモロッコ刺しゅうといった多種多様なアート作品がそろった。

 障害者の支援・ケア団体「NPO法人エシカファーム」は利用者の絵画と、作品を元に作った名刺などを出展し、注目を集めた。函南町から訪れた女性は「いろいろな人の作品を見ることができて楽しい」と満足そうに話した。

 音楽サロンでピアノ演奏、鶯の間では裂き織りのワークショップが随時行われる。27日午後にバンドの演奏、28日には消しゴムはんこ作りのワークショップを催す。また銀座通りのシェア店舗「ロカ」でアートショップを催し、一部の作家の作品を展示・販売する。

 9会場のうち、起雲閣と渚町の彫金ギャラリー、茶碗屋こみく、ぎゃるり鸞布(=らんぷ)、林ガ丘町のギャラリー・ソーコは28日まで。ナギサ・ウラは27日、銀座町のEOMOストアは11月4日、東海岸町のホテル・ミクラスは11月11日、熱海シーサイドスパ&リゾートは同30日までの開催。問い合わせはギャラリー・ソーコの三沢さん〈携帯090(2619)5745〉へ。

 【写説】市内外の作家による多彩な作品が並ぶ「アタミ・アート・エキスポ」=熱海市の起雲閣