着物で熱海梅園の散策を試みるメンバー=熱海市梅園町

 ■企画開始前に散策 

 日本文化が好きな熱海市民有志でつくる「大和撫子(なでしこ)遊び」は「熱海梅園もみじまつり」期間に、着物で園内外の散策を楽しむ企画をスタートさせる。レンタル用の着物を用意し、園内の休憩施設・香林亭で着付けやヘアセットを提供、市民や観光客に“きもの歩き”を楽しんでもらう。通年実施やイベント開催も検討していて、代表の大久保千恵子さん(49)は「熱海梅園や地域の活性化につなげたい」と話す。

 移住者を含む20~60代の19人で今夏、グループを立ち上げて企画を進めてきた。メンバー所有の着物をレンタルに活用する。拠点となる香林亭にメンバーが待機し、着付けなどを行う。参加者は5時間、着物姿で梅園内での紅葉狩りや来宮神社参拝を自由に楽しめる。「手ぶらで来て、気軽に着物を着て、遊んでもらえる」とアピールする。

 スタートに向けて30日にはメンバー7人が梅園に集まり、着付けやきもの歩きをシミュレーションした。思い思いの着物に身を包み、園内の見どころや紅葉の色づき具合に加え“インスタ映え”スポットもチェックした。「梅園はインスタ映えする場所が多いので、参加者に勧めたい」と話すメンバーもいた。

 着物が似合う飲食店などの情報を盛り込んだマップも作る計画。大久保さんは「熱海で着物を着て、非日常の体験を楽しんでもらえたらいい」と語った。

 もみじまつりは11月17日~12月9日。きもの歩きの問い合わせは大久保さん〈携帯090(1217)7989〉へ。

 【写説】着物で熱海梅園の散策を試みるメンバー=熱海市梅園町