認知症予防のポイントなどを紹介した伊東市民病院の出張すこやか健康講座=昭和町の起雲閣

 ■認知症予防効果学ぶ

 認知症予防をテーマとした伊東市民病院の出張すこやか健康講座が5日、熱海市昭和町の起雲閣で開かれ、約40人が予防に効果的な生活習慣、食生活などを学んだ。

 伊東市岡の同病院で定期的に行っている市民向け講座で、熱海での出張開催は初めて。同病院認知症疾患医療センターの医師夏山卓さんが「認知症の基礎」、管理栄養士の佐藤ありささんが「認知症予防に効果的な食事」の演題でそれぞれ講演した。

 夏山さんは高齢者人口の増加に伴い認知症も同じ割合で増えていく現実を説明。「加齢と遺伝はコントロールできないが、アルツハイマー病であれば『人間の変わろうとする力』によって3分の1は防ぐことができる」と述べ、脳の老化を防ぐための有酸素運動、知的作業、社交的生活、良質の睡眠確保を勧めた。

 佐藤さんは魚、野菜や果実、ワインを摂取する人の認知症発症リスクが低いとの過去の研究報告を紹介した。

 【写説】認知症予防のポイントなどを紹介した伊東市民病院の出張すこやか健康講座=熱海市昭和町の起雲閣