協定書に署名する山田・熱海理事長(右から3人目)ら5JC理事長=熱海市渚町の熱海商工会議所

 伊豆半島で活動する五つの青年会議所(JC)が14日、災害発生時に相互支援を円滑に行うための協定を締結した。熱海JCが提案し内容を調整、熱海市渚町の熱海商工会議所で同日開催の本年度第3回「JCサミットIZU会議」に合わせ調印式を実施した。熱海JCの山田高史理事長は「明文化し協定を結んだことで防災意識が向上し、災害時には円滑な支援・協力ができるといい」と話した。

 協定を結んだのは同会議を構成する熱海、伊東、下田、三島、沼津の5JC。本年度と次年度の役員らが見守る中、山田理事長と伊東・杉村大樹、下田・山口大希、三島・佐藤良太、沼津・小野好之各理事長が並んで署名した。

 協定書には目的に、いずれかの活動地域が被災した場合、一日も早い復旧復興のために、被災地域内での情報収集と支援に当たる旨に加え、「日常の危機管理意識の啓発」を掲げた。

 持ち回りで同会議を主管することから、災害発生時は主管JCの理事長を災害対策本部長とし、その下で被災地以外のメンバーは人的・物的支援、防災拠点の確保、募金活動などに協力して当たる。主管JCの地域が被災した場合は、次年度主管JCの理事長らが本部長に就く。

 熱海の山田理事長は「各地で災害が相次ぐ中、JCの存在意義を発揮するためにも助け合いの体制を整えたいと考えた。二つのJCでの支援協定はあるが、5JCでの締結は珍しいのではないか」と語った。

 【写説】協定書に署名する山田・熱海理事長(右から3人目)ら5JC理事長=熱海市渚町の熱海商工会議所