中村組合長(右)から感謝状を受ける今井元組合長ら=熱海のホテル・ニューアカオ

 県社交飲食業生活衛生同業組合熱海支部、通称・熱海社交業組合(中村誠組合長、加盟68施設)は18日、創立60周年記念式典と懇親会を熱海市熱海のホテル・ニューアカオで開いた。会員と市、市議会、各種団体の関係者ら約150人が出席し、“還暦”の節目を祝うとともに、夜の街のにぎわいづくりに向けて決意を新たにした。

 林昌好実行委員長が式辞を述べ、中村組合長は「先輩たちが築き上げてきた足跡を忘れることなく、新時代に向けていっそう結束を強めたい。市の経済は好調と言われるが夜の業界は依然厳しい状況。安心して来店してもらえる環境づくり、価格表示、接客など、できることから始めたい」とあいさつした。

 歴代組合長の故・長沢辰夫さん、故・長津徳次さん、今井靖雄さん、故・小石川勇さんへの感謝状贈呈を行い、故人はその家族に賞状や記念品を手渡した。

 来賓の斉藤栄市長は「夜のにぎわいづくりのために、新しいサービスを立ち上げていく時期だと思う。皆さんと共に、新しい挑戦をしていきたい」と述べ、川口健市議会議長、藤曲敬宏県議らも祝いと励ましの言葉を贈った。

 式典後の懇親会では、マグロ解体ショーや三味線演奏、熱海芸妓(げいぎ)の舞などを楽しみながら交流を深めた。

 同組合は1951年に創設の「熱海ネオン組合」が前身で、58年の関係法令の改正に伴い、県喫茶バー組合連合会・熱海支部として誕生した。“夜の街が輝いていなければ”を合い言葉に各種事業を展開。85年に開始した「あたみビール祭り」は他の飲食団体、市観光協会の協力で熱海の夏の風物詩として定着した。

 【写説】中村組合長(右)から感謝状を受ける今井元組合長ら=熱海市熱海のホテル・ニューアカオ