「古城」を共に吟じる会員と和田木いきいきサロンの有志=起雲閣

 ■吟詠・剣詩舞の祭典 40人が成果披露

 熱海市民文化祭の発表を締めくくる「吟詠・剣詩舞の祭典」が18日、起雲閣音楽サロンで開かれた。市詩吟詩舞連盟の会員ら約40人が出演し、研さんの成果を披露。フラメンコとの“共演”もあり注目を集めた。

 会員は吟詠「対酒」「秋思」、詩舞「九月十三夜陣中の作」などの演目を次々と発表した。地域サロン・和田木いきいきサロンの有志と共演し、「古城」を朗々と吟じる会員もいた。

 同連盟会長の寺田嶺山さんはフラメンコ教室を主宰する花岡陽子さんと歌謡吟詠「まだ君に恋してる」でコラボした。花岡さんの市内外の教室生も賛助出演し、華やかな踊りで祭典を盛り上げた。

 10月29日に開幕した市民文化祭は15団体が展示・ステージ発表を行った。23日には市いきいきプラザで表彰式を開く。

 ■社交ダンスフェスタ 軽やかなステップ披露

 熱海市民文化祭・社交ダンスフェスタがこのほど、市いきいきプラザで開かれた。ボールルームダンス協会の会員12人が日頃の稽古の成果を発揮し、軽やかなステップを披露した。

 「同好会」と初心者の「若葉会」の2グループの60~80代の男女がペアを組み、ワルツ、ルンバ、タンゴ、チャチャチャを次々と踊った。

 最年長の原順子さん(81)は「発表会に合わせて退院した。練習はあまりできなかったけれど楽しく踊りたい」と晴れやかな表情。指導にも当たる岡部昭子さんは「基本を大事に練習した。1年間の成果を元気に発表できることをうれしく思う」と話した。

 合間には元会員の下村勲さんが主宰するフラダンス教室の生徒が友情出演し、フェスタに花を添えた。

 ■茶会 優雅なひととき過ごす

 熱海市民文化祭・茶会がこのほど、起雲閣で開かれた。市茶道連盟(中沢宗祥会長)に加盟の各流派のうち、宗偏(そうへん)流の山本宗美さんと裏千家の長崎宗紀さんが席主を務め、それぞれの社中が来場者をもてなした。

 市内外から約150人が来場した。和服姿の女性も多く、会場は華やかな雰囲気に包まれた。

 「鶯(うぐうす)」の間に設けられた宗偏流の茶席は、茶会の雰囲気を楽しめるようにとしつらえにもひと工夫。来場者は庭を通って茶席に着くと、茶道具などの説明に耳を傾けながら抹茶を味わい、優雅なひとときを過ごした。

 【写説】「古城」を共に吟じる会員と和田木いきいきサロンの有志=熱海市の起雲閣

 【写説】来場者の前で踊りを披露する会員=熱海市いきいきプラザ

 【写説】もてなしを受け、茶を楽しむ来場者=熱海市の起雲閣