糸川・初川周辺エリアの観光地エリア景観計画の素案に対し意見を交わす委員=市役所

 ■デザイン会議が意見交換

 第7回熱海市景観デザイン会議(会長=伊藤光造・NPO法人くらしまち継承機構理事長)がこのほど、市役所で開かれた。県の伊豆半島景観形成行動計画に基づき市が作成した糸川・初川周辺の観光地エリア景観計画案について、委員5人が意見を交わした。

 委員の意見や市が把握する地域課題などを踏まえてまとめた計画案は「熱海らしさの原点を歩く」を目指すべき景観像とし、「熱海らしさの景観原点を満喫する」「快適に散策を楽しむ」を目標に掲げた。施策には施設・道路・街路樹・河川の適切な維持管理、周辺施設の一体的な修景検討、河川の水質向上、無電柱化推進、隠れた魅力の掘り起こし、案内板などの整理、空き店舗などを活用した案内・休憩施設の設置―などを盛り込んだ。

 対象エリアとして熱海梅園、来宮神社から起雲閣を含め、国道135号上り線の海側までを示した。

 委員からは「エリアに海蔵寺まで含めたい」「海辺までエリアを広げたほうがいいのではないか」「中山晋平、佐佐木信綱といった文人墨客をクローズアップしたい」「散策のスタート地点を明確に示せたらいい」といった意見が上がった。

 市は今回の意見を反映させた計画を本年度中に策定し、公表する。2019年度には新たに「熱海駅周辺」の観光地エリア景観計画作成を進める予定。

 【写説】糸川・初川周辺エリアの観光地エリア景観計画の素案に対し意見を交わす委員=熱海市役所