ダイダイの収穫作業に当たる関係者=上多賀

 ■80軒が出荷予定 

 熱海市の南熱海地区で、正月飾り用ダイダイの収穫と集荷が進められている。上多賀の倉田晃平さん(74)が所有するダイダイ畑では20日、妻とし子さん(72)や友人知人ら6人が出て収穫作業に取り組んだ。

 はしごに登るなどして実を切り取り、木々の間に張ったシートの上を滑らせた。シートの下方に陣取った女性たちは滑り落ちてくる実を一つ一つ手に取り、傷の有無などを確認。枝葉を切り落とした上でコンテナに詰めていった。

 先祖から受け継ぐ畑のうち、約2ヘクタールで栽培を続ける倉田さんは今期、7トンほどの収穫を見込む。「夏に高温が続き落果があったけれど、昨年に比べて色づきが良く、収穫量も増えそうだ」と話す。正月飾り用は27日ごろまで収穫が続き、その後マーマレード用に実を取り、とし子さんが製造する。

 JAあいら伊豆では19日、南熱海地区での集荷を始めた。29日までに同地区、12月上旬には伊豆山地区の集荷を終えるという。同JA営農生活課の職員によると、今年は80軒ほどが出荷を予定。色づきは良く、昨年よりも収穫量は増える見通し。

 【写説】ダイダイの収穫作業に当たる関係者=熱海市上多賀