年賀状印刷の作業に当たる利用者=緑ガ丘町の陽光の園

 ■新プリンター導入、受注増目指す

 熱海市緑ガ丘町の障害者生活介護事業所「陽光の園」(利用者30人)は、生産活動の一環として今冬も年賀状印刷を受注し、利用者が生活支援員と共に取り組んでいる。夏に新しいプリンター(複合機)を導入したばかりで、利用者たちは張り切って作業を進めている。

 年賀状印刷は前身の熱海職業補導センター当時から継続している活動で、30年ほど前は500件以上を受注し主な収入源になっていたという。パソコンの普及に伴いプリンターを導入。デザインや色彩を豊富にしたが、一方で家庭用プリンターの普及に加え、若者の年賀状離れが進み、年々受注件数が減った。喪中で注文が途切れてしまうケースもあり、この数年は支援者、関係者らを中心とした50件ほどにとどまっている。

 プリンターの入れ替えに伴い、同施設はPRに力を入れ、受注件数を伸ばしたい考え。絵柄付き11種類、文字のみ2種類の計13種類のデザインを用意し、見本は市社会福祉協議会窓口にも置いた。喪中はがきの印刷にも応じ、数枚からの印刷も請け負う。

 担当の生活支援員は「年賀状印刷は利用者が関われて、なおかつ慣れた作業の一つ。受注が増えれば工賃アップにもつながる。注文を取ったり配達したりと外に出て、地域の人に接する機会にもなる」と話す。管理者の山内健生さんは「利用者の生きがいにつながる。地域の皆さんに応援してほしい」とアピールする。

 注文は同協議会窓口でも受け付ける。

 問い合わせは陽光の園〈電0557(81)6325〉へ。

 【写説】年賀状印刷の作業に当たる利用者=熱海市緑ガ丘町の陽光の園