奨励賞を受け取る絵画の部の中野君(中央)と書写の部の山田さん(右)=桃山町のMOA美術館

 ■絵画、書写98人を表彰

 2018年度MOA美術館熱海市児童作品展(実行委員会・岡田茂吉美術文化財団主催、熱海新聞など後援)の表彰式が24日、熱海市桃山町の同美術館で開かれた。絵画、書写2部門の入賞者98人に表彰状を贈り、児童の感性と技術、努力をたたえた。

 最高賞の同美術館奨励賞に輝いたのは絵画が多賀小2年の中野匠人君、書写が第一小6年の山田愛恵さん。「大きな土星」をテーマにスペースシャトルと宇宙飛行士の活動を描いた中野君は「スペースシャトルのことをたくさん調べた。今年は1位になりたかったのでうれしい」と喜びを語った。「生命」を書写した山田さんは「豪雨災害で多くの人が亡くなり、命の大切さに感動したから」と題材を選んだ理由を説明し、「一画一画丁寧に書いた。賞をもらってうれしい」と話した。

 同展は子どもたちの創作活動を奨励し、生命を尊ぶ心、心豊かな人間の形成を目的に毎年開催している。本年度は市内8小学校から絵画451点、書写378点の計829点の応募があり、学校の担当教諭が審査に当たった。表彰式には受賞の児童と保護者、来賓ら総勢約260人が出席した。あいさつで実行委員長を務めた市教育委員会の新村茂昭教育長は「作品展で心が豊かになったことと思う。受賞を誇りとしてほしい」と述べた。

 【写説】奨励賞を受け取る絵画の部の中野君(中央)と書写の部の山田さん(右)=熱海市桃山町のMOA美術館