文化芸術プロジェクトの実施場所に想定するホテルの状況を見聞きする受講者=東海岸町のホテル・ミクラス

 ■宿泊施設で企画立案 「町に心開き第一歩を」

 2020年に熱海市で“宿泊施設型アートフェア”の開催を目指すNPO法人は23日から3日間、企画・運営に当たる人材を育成する「アーツプロジェクトスクール@熱海」を開いている。県内外から21人が受講し、文化芸術プロジェクトの企画立案演習に取り組んでいる。最終日の25日は発表会を開く。

 アートフェアは美術作品の展示販売会で、同NPOは宿泊施設の客室を活用して開き、街中でのアートイベントと融合させる。

 初日は同スクールを統括する東京芸術大教授の中村政人さんが「町に心を開いて、得るものを得、第一歩を踏み出してほしい」とし、プログラムの概念などを説明した。

 この後、参加者は5チームに分かれて、プロジェクトの場所として想定するホテルや観光庭園などを訪問。施設の状況を見聞きし、企画を考えた。ホテル・ミクラスで活動した長谷川詩歩さん(26)は「掛川出身でアートが好きなので、アートを使って何かができたらいいと思い参加した。事業化のノウハウも学びたい」と意欲を語った。

 発表会は25日午後1時から起雲閣で開く。一般の見学も可能。

 【写説】文化芸術プロジェクトの実施場所に想定するホテルの状況を見聞きする受講者=熱海市東海岸町のホテル・ミクラス