中国出身の友人と共に、店で提供する商品を手にする山田さん(中央)=昭和町

 ■母親直伝の水ギョーザなど

 熱海市に住む中国出身の女性が27日、同じ中国出身者やママ友たちと一緒に中国料理・総菜店を昭和町の起雲閣の並びにオープンする。内モンゴル自治区出身の山田愛さん(41)=同市上多賀=が営む「天天(てんてん)」で、母親直伝の水ギョーザなどのメニューを用意。「お客さんが大切な人と楽しく過ごせる場を提供したい」と話す。

 母親が営む飲食店で、手作りの料理を食べて喜ぶ客の顔を見て育った。留学のために来日し、結婚を機に暮らし始めた熱海で、総菜店を開いた経験を持つ。子育てのため5年ほど仕事から離れたが、母親のようにいつか飲食店を開きたい―という思いを抱いていたという。子育てがひと段落し、友人5人の応援を得て開業する。

 年間10万人が訪れる起雲閣そばの空き店舗を選び、改装と開店準備を進めてきた。店では皮から手作りする水ギョーザ、エビニラまんじゅう、ショウロンポウの3品をそれぞれ汁なし麺とセットでランチタイム(午前11時~午後3時)に提供するほか、午前10時~午後6時はエビチリ弁当、マーボー豆腐丼、シューマイなどの弁当、総菜をテークアウトで販売する。

 水ギョーザは種類を増やす考えで、山田さんは「中国の昔のお金の形に似ていて、地元では正月や祝いなど特別な時に食べる。皮がモチモチでジューシーな中身を味わってほしい」とアピールする。

 問い合わせは天天〈電0557(82)8211〉へ。

 【写説】中国出身の友人と共に、店で提供する商品を手にする山田さん(中央)=熱海市昭和町