種田さんの手ほどきを受け正月料理に挑戦する参加者=熱海市いきいきプラザ

 ■「ひと手間で味変わる」 

 熱海国際交流協会(AI)は27日、熱海市の老舗旅館・古屋旅館の料理長種田和義さんを講師に迎え、正月料理を学ぶ講座を市いきいきプラザで開いた。会員と一般35人が参加して、プロの技に触れながら実習を楽しんだ。

 メニューは雑煮、紅白なます、蒸し鶏、茶わん蒸しなどで、種田さんは家庭にある調味料で、簡単に作れるようにアレンジしたレシピを伝授した。

 参加者は種田さんら料理人による実演を見て手順やポイントを確認した上で、グループに分かれ調理に取り組んだ。直接包丁の扱い方の指導を受ける日本語教室の生徒もいた。

 会員の誘いで参加したという主婦滝山公江さん(47)は「茶わん蒸しも鶏肉などの具材をあらかじめしょうゆで洗う、といったひと手間で味が変わることを教えてもらった。家でも作ってみたい」と話し、積極的に調理に当たった。

 国際理解講座の一環で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録された「和食」の良さを見直してもらおうと企画した。

 【写説】種田さんの手ほどきを受け正月料理に挑戦する参加者=熱海市いきいきプラザ