■熱海港外港護岸のかさ上げ、

 7月の台風12号の高波被害を受けて熱海市と県が行う和田浜南町の熱海港外港護岸のかさ上げ工事に対し、国の緊急的予算支援が29日までに決定した。総事業費1億1千万円のうち5200万円が本年度第3回災害対策緊急事業推進費として交付される。

 台風12号では護岸を越えた高波で市浄水管理センターが浸水。施設の外壁や窓ガラス、設備の一部が損壊し、隣接する芝生広場、海釣り施設なども大きな被害を受けた。災害復旧に当たって県と市は護岸の一部も破壊した高波の高さなどを解析し、市所管の延長約480メートルと県管理の同42メートルの護岸について70センチかさ上げして海抜からの高さを8・7メートルにする波浪対策を決めた。市の担当者によれば、12号と同等の高波であれば施設的被害を予防できる見通しという。

 今回の緊急的予算支援は全国で24件・総額54億6700万円。7月に広島県などで発生した豪雨災害の洪水・波浪対策が主となる。