■長期休みは平日のみ 方針作成、来年度実施へ

 熱海市教育委員会は29日、中学校運動部の活動の在り方を取りまとめた「運動部活動ガイドライン」を公表した。学期中は週当たり2日以上の休養日を設け、夏休みなどの長期休業中は平日のみの活動と設定。各校は今後、同ガイドラインを参考に「運動部活動方針」を作成し、来年度から方針に沿った活動を行うことになる。

 部活動の実態を把握するアンケート調査や、学校関係者、保護者代表、教育委員会担当者で構成する運動部活動ガイドライン策定委員会の協議を踏まえて策定した。結果はおおむね国や県のガイドラインに沿った内容に落ち着いた。

 ガイドラインではこのほか、1日の活動時間について学期中の平日で長くとも2時間、休業日と長期休業中で3時間程度とした。活動日数や時間は各校で柔軟に対応できる。顧問は月別活動実施計画を作成し、事前に生徒に配布、校長には月別活動実施報告を行う。各校に対しては校長の指導の下、学校の教育目標に照らし合わせて定めた基本方針を生徒・保護者に示し、共通理解を図るよう求めた。市教委は各校の要望を踏まえて2020年度から部活動指導員を導入する。

 市教委の担当者は「生徒、保護者、顧問を対象に適切な活動の日数や時間を調べたアンケートを参考に策定した。従来は中体連の申し合わせ事項しかなかった部活動の基本方針が明確になる」と有益性を説明した。