鈴木さん(右)から災害後に発生する心の健康の問題について説明を受ける女性消防団員=熱海市のホテルニューアカオ・ロイヤルウイング

 県消防協会田方支部はこのほど、女性消防団員研修会を熱海市熱海のホテルニューアカオ・ロイヤルウイングで開いた。災害発生時のメンタルヘルス(精神的健康)問題と対応方法を学んだ。

 熱海、三島、伊豆、伊豆の国、函南の各市町から約30人が参加した。県立こころの医療センター医長の鈴木健一さんが講師となり、被災者に表れるさまざまな精神的な症状について解説した。

 不眠や頭痛、胃痛などの自律神経症状、アルコール・たばこの摂取量増加を「異常な事態に対する通常の反応」とし、うつ病、不安障害、適応障害といった症状を「精神疾患などメンタルヘルスの問題」と説明した。

 精神的な回復について「身体的な安全の確保や住環境の整備、学校や仕事といった日常生活の再開が回復を促す」と環境を早期に整える重要性を語った。

 【写説】鈴木さん(右)から災害後に発生する心の健康の問題について説明を受ける女性消防団員=熱海市のホテルニューアカオ・ロイヤルウイング