斉藤市長(左)に提言書を手渡す熱海JCの山田理事長=市役所

 熱海青年会議所(JC)は熱海市のまちづくりに関する調査研究を踏まえてこのほど、「希望溢(あふ)れる輝くまち『熱海』への政策提言書」を作成した。3日には山田高史理事長ら役員4人が市役所を訪れ、斉藤栄市長に提出した。

 同JCがまちづくりに関する提言書を作成したのは30年ぶりで、まちづくり委員会を中心に勉強会を重ね、他団体会員の意見も聴いた上でまとめた。山田理事長は「熱海の持続的な発展のためにJCとして何ができるか、何をすべきか考えて1年間、調査研究に取り組んだ」と話す。

 提言書には「未来志向」と「課題解決」に分け、提言・施策をまとめた。未来志向の提言は▽海周辺バスターミナル整備による街中回遊促進▽海のアクティビティ発信基地整備▽丹那湧水園の新設▽交通インフラ整備―といった観光客増に向けた施策に加え、▽起業者のスタートアップ支援▽スモールコミュニティーの推進―などの住民満足度向上に向けた施策を示した。

 課題解決の提言は超高齢社会、労働力不足、大規模災害の3項目で、それぞれ▽健康年齢増進への取り組み支援▽住宅環境の支援▽常設避難所の設置―などの施策を盛った。

 山田理事長は同委員会の二見一輝瑠委員長らと共に概要を説明。斉藤市長は「しっかり調査してまとめている。今後の政策立案の参考にしたい」と話した。

 同JCは今後、ホームページのほか会報誌「はばたき」に概略を掲載し、周知を図る。

 【写説】斉藤市長(左)に提言書を手渡す熱海JCの山田理事長=熱海市役所