熟練の技でだて巻き作りに当たるベテラン社員=青葉町の山田屋水産

 ■だて巻き6000本、細工かまぼこ20種 26~31日に大売り出し

 年の瀬が迫り、熱海市内の練り製品加工業「山田屋水産」(白沢時子社長)では、おせち用のだて巻きや細工かまぼこの製造が追い込みに入っている。顧客の要望に応じたミニサイズやユズ入りのだて巻きなども作っていて社員らは集中して作業を進めている。

 おせちの定番だて巻きは10月に製造が始まり、これまでに6千本を作った。熟練の社員が魚のすり身や調味料を混ぜ合わせた卵を型に入れると、昔ながらのオーブンで次々と焼き上げ、巻きすで巻く。役員の福島瞳さんは「タイマーや温度設定のないオーブンで、職人の勘で火加減を調整し、色よく仕上げている」と説明する。

 細工かまぼこは「ハムチーズ巻き」「うにチーズ巻き」など約20種類を用意する。26~31日は咲見町の直売店で「福来れ!大売り出し」と銘打って販売する。同社は「おせちは日本の文化。新年に手間暇かけた手作りの品も食卓に並べて、団らんのひとときを過ごしてもらえたらうれしい」と話す。

 問い合わせは咲見町店〈電0557(82)3170〉へ。

 【写説】熟練の技でだて巻き作りに当たるベテラン社員=熱海市青葉町の山田屋水産