手作り料理を味わいながら歓談する参加者=伊豆山の仲道公民館

 ■幅広い世代の“共食”の場に 

 地域の公民館を幅広い世代の“共食”の場にし、交流を図ろうと熱海市内の有志グループが23日、「みんなの食堂」を伊豆山の仲道公民館でスタートさせた。子どもから80代まで約50人が集まり、オーガニック食材を使った手作り料理を味わいながら、歌や歓談を楽しんだ。年明け以降、定期開催していく。

 ボランティア団体の一員として市内で子ども食堂の開設・運営に携わった田窪由岐子さん(72)が、友人・知人らと新たに「ファミリーサロン熱海」を立ち上げ、自身が移り住んだ伊豆山地区での交流の場づくりを目指した。

 初回はクリスマス会を兼ねての開催で、メニューに巻きずしと団子汁、ユズゼリーを用意した。巻きずしは参加者が手作り体験した。卵焼き、キュウリ、ツナなどを巻いて完成させると、皆でテーブルを囲んで味わった。伊豆山小2年の高橋真麻さんは「最初は大人ばかりで緊張したけど、友達もいたし、いろいろな人としゃべれて楽しい」と笑顔を見せた。

 田窪さんは交流の様子に目を細め「大好きな伊豆山を楽しく、明るくする希望のともしびをつけられたように思う。活動を続けて協力と参加の輪を広げていきたい」と力を込めた。

 みんなの食堂は毎月第2日曜日午前11時から同公民館で開くが、1月13日はマンション「熱海アビタシオン」が会場になる。問い合わせは田窪さん〈携帯090(3349)2712〉へ。

 【写説】手作り料理を味わいながら歓談する参加者=熱海市伊豆山の仲道公民館