歌声を響かせる熱海市・伊豆山と湯河原町の児童たち=泉のクレアーレ・アート館

 ■東京芸大などが初開催

 熱海市泉のクレアーレ・アート館で24日、音楽イベントが初開催され、市立伊豆山小の児童有志4人が神奈川県湯河原町の児童24人と一緒に合唱を披露した。

 東京芸術大と日本交通文化協会が主催する「東京芸術大学の沢和樹学長から子どもたちへの音楽プレゼント」と銘打ったイベントで、出演依頼に応じた児童たちは同大研究助手の黒川和伸さんの指導でレッスンに励み、発表会に臨んだ。伊豆山小からは緑川聖七さん(4年)、聖梨さん(2年)と佐々木花さん(3年)、心さん(1年)の姉妹2組が加わった。

 同大学生らのピアノ、パーカッション、口笛の伴奏に合わせ、「大きな古時計」「故郷」「翼をください」の3曲を披露した。ステージの中央部に並んだ伊豆山小の4人も体を揺らしてリズムを取りながら、伸びやかな歌声を響かせた。

 聖七さんは「いつもよりも声を響かせて歌えた。ドキドキしたけれど楽しかった」、花さんも「(伴奏の)楽器の音がきれいで、自分たちもきれいな声でいい演奏ができたと思う」と満足そうな笑顔を見せた。

 音楽イベントは、パブリックアート事業などを手掛ける同協会と交流の深い、東京芸術大の地域連携プロジェクトの一環。3部構成で、児童たちの合唱発表の後、沢楽長によるバイオリンの公開レッスンと、コンサートが催された。

 【写説】歌声を響かせる熱海市・伊豆山と湯河原町の児童たち=熱海市泉のクレアーレ・アート館