「昭和の熱海」を捉えた写真・資料が並ぶ市民写真展=ラスカ熱海

 ■市民写真展スタート 

 熱海市のNPO法人ライフ熱都は25日、JR熱海駅ビル「ラスカ熱海」3階休憩スペースで「市民写真展『昭和の熱海』」(熱海新聞など後援)をスタートさせた。戦前から昭和40年代までの熱海の風物を捉えた貴重な写真・資料約70点が並び、利用者の目を引いている。

 写真は市民と市内外の事業所などの協力を得て集め、「復興への道のり」「家族とレジャーに」「市民の暮らし」といった11のテーマに分けて展示した。

 市民が寄せた戦前の西山町分譲地の絵はがき、玄岳ロープウエイの車体メーカーから提供を受けた車体のカラー写真、米国軍人が撮影したという1946年の熱海駅前の写真など、熱海の歴史の一端を伝える“お宝”がずらり。熱海大火後の観光案内図、昭和30年代の児童の版画作品も紹介している。

 買い物途中に足を止めたという伊豆山の中田和子さん(76)は「懐かしい。昔のことを思い出す」と話し、1枚ずつ見入った。

 地域の歴史を伝える写真や資料を、今後の町の在り方を考える材料として生かそうと企画した。綾野憲夫理事長は「これからも写真を収集しながら、市民写真展を続けていきたい」と話した。

 同展は1月24日まで。展示写真の人気投票を行い、併せて写真に写る人や景色などに関する情報を収集する。

 【写説】「昭和の熱海」を捉えた写真・資料が並ぶ市民写真展=ラスカ熱海