薬医門前に門松を設置する造園業者=起雲閣

 熱海市の文化・観光施設「起雲閣」の薬医門前に26日、門松がお目見えした。昔ながらの方法で造園業者が手作りし、バス通りに面した門の両脇に据えた。年明け7日まで設置し、来館者を迎える。

 門松は高さ1・8メートルほどで、日頃同施設の庭園の手入れを担う芳香園の社長鈴木輝順さん(80)が社員と共に作った。束ねたまきの間に竹を立て、その周囲に松と梅の枝を飾った。土台は上部を群馬県から取り寄せたわらで覆い、縄を見栄え良く締めて整えた。鈴木さんは「起雲閣は愛着のある施設なので、気持ちを込めて作った」と話した。

 設置作業を見守った同館統括責任者の中島美江さん(71)は「文化施設として、正月には門松を飾るといった日本の大事な伝統を継承していきたい」と思いを語った。

 【写説】薬医門前に門松を設置する造園業者=熱海市の起雲閣