羽子板の展示作業に当たる大谷さん(左)と中瀬さん=中央町の熱海芸妓見番歌舞練場

 ■華やかに7点展示 見番歌舞練場

 熱海市中央町の熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場で元日から、公演「湯めまちをどり 華の舞」に合わせて、日本画家大谷まやさん(65)=同市泉=の羽子板展が開催される。芸妓や正月にちなんだ題材を岩絵の具で描き、金、銀、プラチナの箔(はく)を施した華やかな羽子板7点を展示し、芸妓衆の踊りと“共演”する。

 見番での新春の羽子板展は7回目。擬人化した猫が羽根突きやこま回しを楽しむ光景を描いた「羽子板で勝負よ」をはじめ、熱海温泉の芸妓をモデルにしたという「福笑い」、神代杉に桜を描き、月を模した額に納めた「悦月」などを並べる。

 正月準備が進む見番で28日、夫で額装家の中瀬慎一郎さん(61)と共に展示作業に当たった。大谷さんは「芸妓衆の踊りと一緒に、羽子板展を楽しんでほしい」と話した。

 1月の「華の舞」公演は1、2日と土・日曜日の午前11時から。観賞料は1500円(茶、菓子付き)。開場は午前10時半、羽子板展は27日まで公演の前後に見学が可能。

 「華の舞」の問い合わせは同歌舞練場〈電0557(81)3575〉へ。

 【写説】羽子板の展示作業に当たる大谷さん(左)と中瀬さん=熱海市中央町の熱海芸妓見番歌舞練場