参道にススキを束ねた茅の輪を参道に設置する小松さん(右から2人目)と厄年奉賛会の会員=伊豆山神社

 ■茅の輪作り参道に設置

 熱海市の伊豆山神社で29日、年越しの大祓(おおはらい)で用いる茅の輪作りが行われた。

 汚れをはらい、無病息災を願う茅の輪くぐりは、多くの神社が6月の夏越(なごえ)の大祓に行っている年中行事。同神社は年越しにも用意し、年末年始の参拝客を迎えている。

 作業には氏子で造園業の小松義治さん(60)を中心に、厄年奉賛会の伊豆山巳午友志童會(みうまゆうしわっぱかい)の小川浩和会長ら6人が携わり、山から刈り出してきたススキ約50キロを束ね、縄を巻いて仕上げた。完成した輪は外径約2・5メートル、太さ30センチ。社殿前参道に竹で組んだ鳥居に設置した。

 作業を終えて小松さんは「今年は災害が多い年だったが、新年は平和な楽しい年にしたい。参拝客もそうあるよう願っている」と語った。

 同神社では31日午後11時半から、伊豆山巳午友志童会が汁粉、神輿(みこし)の伊豆山勢輿会が豚汁を初詣客に振る舞う。茅の輪は10日ごろまで設置している。

 【写説】参道にススキを束ねた茅の輪を参道に設置する小松さん(右から2人目)と厄年奉賛会の会員=熱海市の伊豆山神社