2役ヒアリングを前に予算編成の方針などを述べる斉藤市長=市役所

 ■2役ヒアリング開始 大型事業を複数計画

 熱海市は8日、2019年度予算編成の2役ヒアリングを開始した。継続を含む大型の公共事業を複数計画しており、一般会計の予算要求の総額は198億円。2役ヒアリングを経て調整し、最終的な予算規模は200億円程度となる見込みで、211億円の「超積極的」となった18年度に引き続き大型予算となるもよう。

 新年度に予定される大型事業は、継続の認定こども園の整備や南熱海支所・消防署南熱海出張所改築、本年度の実施が延期となった初島漁港交流広場休憩施設整備、第二小改修など。このほか、消防団第2分団詰め所改築、神奈川県湯河原、真鶴両町と広域で進めるし尿処理の施設整備などを予定している。

 財政担当者によると、大型事業の予算化などにより各部署からの予算要求は当初、本年度当初予算並みに膨れ上がった。その後、担当者による査定で200億円を切る規模に圧縮し、編成作業大詰めとなる2役ヒアリング初日を迎えた。冒頭のあいさつで斉藤市長は「継続を含めて市民インフラの整備と、中長期計画である『熱海2030ビジョン』の初年度に当たることから新年度も大型の予算が見込まれる。最少の予算で最大の効果を生む予算編成を心掛けてほしい」と述べた。

 ヒアリングは16日まで。新年度当初予算案は2月中旬の発表を予定している。

 【写説】2役ヒアリングを前に予算編成の方針などを述べる斉藤市長=熱海市役所