華やかな踊りで開幕に花を添える芸妓衆=糸川のドラゴン橋

 ■芸妓が踊り“華”と花共演

 熱海市の中心市街地の糸川遊歩道で12日、「第9回あたみ桜・糸川桜まつり」(市観光協会主催)が開幕した。オープニング記念に熱海芸妓(げいぎ)が踊りを披露。咲き始めたあたみ桜と熱海温泉の“華”の共演が来場者を楽しませた。まつりは2月11日まで。

 4人の芸妓衆が出演し、「さくらさくら」「熱海とろりこ」「元禄花見踊り」といった演目を繰り広げた。埼玉県から金婚祝いの旅行で夫やスポーツ仲間らと訪れたという布施百合子さん(71)は「芸妓の踊りがすてきだった。一足早く桜も見ることができてよかった」と声を弾ませた。

 式典で中島幹雄・市観光協会長は今年、まつりの開幕を1週間前倒したことを交え「熱海梅園の梅まつりから来宮神社、糸川沿いの桜まつりへという人の流れが定着してきた。これから熱海の春が来る。楽しんでほしい」とあいさつ。斉藤栄市長は「熱海の梅と桜の特徴は早咲きで、あたみ桜は1月末から2月にかけて満開となる。日本の花見は熱海から。今はまだ一分咲きだが、二度、三度と足を運び満開のあたみ桜を楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 初日は地元バンド・糸川ベンチャーズの演奏や飲食の出店、桜茶サービスもあり人気を集めた。

 まつり期間中は毎日午後4時半~11時にあたみ桜をライトアップする。土・日曜日と祝日には桜茶・緑茶のサービスや大道芸、各種演奏などを催す。飲食の出店もある。

 問い合わせは市観光協会〈電0557(85)2222〉へ。

 【写説】華やかな踊りで開幕に花を添える芸妓衆=熱海市糸川のドラゴン橋