梅の小枝を選ぶ来館者=起雲閣

 熱海市昭和町の起雲閣は20日、来館者に梅の小枝をプレゼントした。思いがけない贈り物に訪れた人たちは頬を緩めた。

 市立沢田政広記念美術館の元館長川口修身さん=下多賀=が自宅の畑などで育てた小枝を提供した。起雲閣では新聞紙に包んだ枝100本を用意した。品種は「八重寒紅」と「白加賀」の2種類。バケツに入れて入り口に置き、見学を終えた来館者が自由に持ち帰った。

 神奈川県伊勢原市から観光で訪れたという前場喜美江さん(69)は「入り口に置いてあるので売っているのかと思った。もらうことができてうれしい」とにこやかに話した。

 【写説】梅の小枝を選ぶ来館者=熱海市の起雲閣