母親のエピソードなどを語る本田さん=MOA美術館

 ■メンタルの強さ語る 教育講演会

 熱海市PTA協議会(菊地克典会長)は20日、教育講演会を桃山町のMOA美術館能楽堂で開いた。市内各小中学校のPTA会員ら約150人が集まり、日本初の五輪カヌー選手で、プロサッカー選手・本田圭佑さんの大叔父にあたる本田大三郎さんの「なぜ本田圭佑はメンタルが強いのか?」と題した講演に耳を傾けた。

 本田さんは「本田家のメンタルの強さは(自分の)母にある」と語り、自身の誕生時のエピソードなどを紹介。「『石橋をたたいて渡るな』『やってみなければ何が分かるか』というのが母の教育であり理論だった」と振り返り、その教えの実践が五輪出場へとつながったことを説いた。

 また「子育ては公共事業。子育てもスポーツもシェアが必要」と社会教育の重要性を指摘した。家庭教育に関しても「父親、母親でも自分が間違った時はわびる。親が『間違えた』と言えるような家庭であれば子どものメンタルはついてくると思う」と持論を述べた上で、「明日へと夢をつなげて、頑張ってほしい」と会員らにエールを送った。

 教育講演会は同協議会の伝統行事で65回を数える。

 ■ストリートチルドレン芸術祭 熱海中福祉委がカレンダー慈善販売 

 熱海市立熱海中の福祉委員会は20日、教育講演会(市PTA協議会主催)の会場となったMOA美術館で「ストリートチルドレン芸術祭2019年カレンダー」のチャリティー販売を行った。委員3人が出て、PTA会員らに協力を呼び掛けた。

 生徒たちは会場入り口に販売コーナーを設置。ストリートチルドレン(路上生活を余儀なくされている世界の子どもたち)や芸術祭のことを紹介する手作りポスターを張り、活動をアピールした。内山千裕委員長は「思っていたよりもたくさんの人が買っくれた。ストリートチルドレンのことを知ってもらえたらいい」と話した。

 19年版のカレンダーは世界各地のストリートチルドレンから集めた絵画の中から、歌手のイルカさんらが選んだ作品を使用して製作された。同校生徒も選者として協力した。

 カレンダーの問い合わせは同校〈電0557(81)0577〉へ。

 【写説】母親のエピソードなどを語る本田さん=熱海市のMOA美術館

 【写説】カレンダーのチャリティー販売に当たる熱海中の福祉委員=熱海市のMOA美術館