コーヒー豆専門店をオープンした原田みちよさん(左)と憲太さん夫妻=中央町

 ■原田さん「いずれはブレンド考案」

 あたみ桜が植わる熱海市中央町の糸川沿いにさきごろ、コーヒー豆の専門店がオープンした。「カモメ珈琲豆店」で、空き物件をリノベーションし、ガス式の焙煎(ばいせん)機を備えた。「あたみ桜・糸川桜まつり」期間は、ハンドドリップで入れたコーヒーを300円の特別価格で提供する。同店を営む原田みちよさん(53)は「熱海のにぎわいづくりに少しでも役立てばうれしい」と思いを話す。

 原田さんは会社員の夫・憲太さん(48)と伊豆旅行の帰途に立ち寄った熱海に引かれ、2016年5月に東京都府中市から移住した。自身は趣味で菓子作りを楽しみ、コーヒーの入れ方教室に通った憲太さんと共に都内のイベントで手作り菓子とコーヒーを販売していたこともあり、熱海での出店を計画。2人で焙煎を学んだ上で物件を探し、見つけたのが糸川遊歩道に面して建つ築50年以上の店舗兼住居だった。

 16平方メートルの小さな店だが「自分たちにはちょうどいいサイズだった」。試飲用のカウンターと豆を並べる棚を備えた。豆は10種類ほどそろえ、客の好みに合う豆を選んで提供する。原田さんは「気軽に立ち寄り、試飲をして自分の好みのコーヒーを見つけてほしい。いずれはオリジナルブレンドを考案したい」と語る。

 憲太さんは都内に通勤し、週末のみ店を手伝う。2、3階をDIYでリノベーションし、趣味のサークルなどに貸し出すことも計画する。

 営業は午前11時~午後6時。木曜と第1・3水曜日定休。問い合わせは同店〈携帯090(4386)7868〉へ。

 【写説】コーヒー豆専門店をオープンした原田みちよさん(左)と憲太さん夫妻=熱海市中央町