熱海梅園の特徴などを語る和田さん=市役所

 ■梅園再整備など説明

 熱海市は21日、「花と緑の魅力あるまちづくり講習会」を市役所で開いた。熱海花の会の会員ら約30人が集まり、日本花の会主幹研究員で樹木医の和田博幸さんによる「梅も桜も草花も、土が肝心!」と題した講話に耳を傾けた。

 和田さんは市の公共花壇の監理を担い、糸川遊歩道の整備などに協力している。再整備に関わった熱海梅園について、早咲きの品種の梅の古木を探して植え、今は園内の59種類472本の60%を早咲きが占めることを説明。「周辺の木を伐採し、園内全体を明るくした。梅の花の咲きがよくなり、秋の紅葉もきれいになった」と語った。

 再整備後、管理に携わるボランティアの活動にも触れ「いろいろな人の手が入って、仏像に魂が吹き込まれる」と述べ、多くの人の“花のまちづくり”への参加を促した。「熱海には梅の資源がある。市民は自慢に思ってほしい」とも話した上で、梅の品種、園芸分類に加え、土づくりについて肥料成分の働きなどを交えて解説した。

 和田さんによる講習会は本年度、公共花壇の植え替え時に熱海花の会会員を対象に2回、実施してきた。今後は一般市民にも受講を呼び掛け、開催していくという。

 【写説】熱海梅園の特徴などを語る和田さん=熱海市役所