カフェメニューを試食するスマイル熱海のメンバーらに今後の活動について語る石橋さん(右)=清水町

 ■30日「熱海キッチン」開店 カフェ、子ども食堂学習塾などに活用

 熱海市清水町の熱海魚市場前に30日、「学び」と「食」をテーマにした「スマイル熱海キッチン」がオープンする。カフェとしての営業に加え、体験型の子ども食堂の拠点、学習塾、レンタルスペースなどとして活用する。開設者でボランティア団体「スマイル熱海」の代表でもある石橋浩美さん(58)は「常設型のサロンとして幅広い年齢の人に気軽に寄ってもらい、地域の人の笑顔のキースポットになるとうれしい」と期待を話した。

 石橋さんらスマイル熱海のメンバーは、2016年12月から今宮神社で子ども食堂を運営し、17年4月には市いきいきプラザで世代間交流の「ごはんがっこう」も開始。それぞれ月1回、催してきた。その中で調味料や道具類を常備できる拠点を確保したいと考えた石橋さんが、空き店舗をリノベーションし開店にこぎつけた。

 37平方メートルの店舗にキッチンと飲食スペースのほか、学習塾やワークショップなどに活用できる小部屋を設けた。

 子ども食堂は第1・3日曜日午前10時~午後2時に開く。子どもたちが調理に参加し、季節の行事なども体験してもらう計画。カフェは午前10時~午後6時の営業で、石橋さんがこれまでの仕事や活動で出会った仲間5人がスタッフとして運営に当たる。

 開店に向けて23日、関係者を迎えてカフェメニューなどの試食会を開いた。石橋さんは従来の子ども食堂などの参加が延べで子ども552人、大人367人を数えることを報告し「皆さんの協力で念願の拠点を構えることができた。スタッフや活動費などの体制を整えながら、子ども食堂の開設日を増やしていけたらいい」と思いを語った。

 子ども食堂などの問い合わせは石橋さん〈携帯080(2633)6718〉へ。

 【写説】カフェメニューを試食するスマイル熱海のメンバーらに今後の活動について語る石橋さん(右)=熱海市清水町