トイレットペーパーを受け取る生徒代表=多賀中

 ■多賀中300個、初島中100個

 雑紙(ざつがみ)回収に取り組む熱海市の雑がみ回収箱プロジェクト(石渡久照代表)は25日、再生されたトイレットペーパーを市立多賀中に300個、初島中に100個、それぞれ寄贈した。多賀中では同日、贈呈式を行い、生徒たちに回収活動への協力を呼び掛けた。

 斉藤栄市長、石渡代表、同プロジェクトのメンバーで生活環境評論家の松田美夜子さんらが代表生徒に1個ずつ手渡した。

 斉藤市長は「雑紙」の対象となる紙について実物を示して紹介し、回収、再生の取り組みが、ごみ減量や地球温暖化防止につながることを説明し「皆さんもぜひ家で回収してほしい」と話した。生徒代表の一人、稲葉愛美さん(2年)は「リサイクルを進めるためにも多賀中の皆で協力できたらうれしい」と語った。

 同プロジェクトは可燃ごみの削減、資源循環の促進を図ろうと、市民有志、熱海女性連絡会、同市が連携し2015年5月に発足。市役所を皮切りに市総合福祉センター、南熱海マリンホールに専用の箱を置き、回収活動を進めている。昨年12月までの回収量は計14・219トンに上る。リサイクルしたトイレットペーパーの寄贈は15年12月、福祉施設を対象に始まり、7回目。今回で全保育・幼稚園、小中学校に寄贈したことになる。

 【写説】トイレットペーパーを受け取る生徒代表=熱海市の多賀中