文部科学大臣賞の表彰を受ける中野君=熱海市のMOA美術館

 ■宇宙の自分想像し描く

 第30回MOA美術館全国児童作品展(岡田茂吉美術文化財団主催)の表彰式が27日、熱海市桃山町の同美術館で開かれた。絵画の部で文部科学大臣賞に輝いた熱海市立多賀小2年の中野匠人君、書写の部で同賞の伊豆の国市立韮山南小2年の大庭詩央里さんら入賞者が表彰状を受けた。

 ■伊豆地区は5人入賞入選

 今回は2部門に45万6千点を超える応募があり、絵画は220点、書写は80点が入賞・入選した。伊豆地区からは2人のほかに絵画の部で1人が入賞、2人が入選した。

 宇宙で浮いている自分を想像して描いた作品「大きな土星」で入賞した中野君は「スペースシャトルをリアルな色にしたり、土星を大きく描いたりした。来年は内閣総理大臣賞を目指したい」と笑顔。「ともだち」としっかりとした筆遣いで書いた大庭さんは昨年、厚生労働大臣賞を受けていて2年連続の上位入賞。「お姉ちゃんが文部科学大臣賞をもらったから自分も取りたいと思っていた。友達がいっぱいできるようにと思いを込めた」と話した。

 表彰式には入賞の児童、団体代表者のうち80人とその家族、国内外の関係者ら約800人が出席した。同財団の室瀬和美代表は「作品展を通じて学校、家庭、地域が連携して子どもを育成することに取り組み、活力あるコミュニティーづくりを進めていきたい」とあいさつした。

 入賞・入選作品は2月13日まで、同美術館円形ホールに展示している。

 【写説】文部科学大臣賞の表彰を受ける中野君=熱海市のMOA美術館