七尾たくあん「三年漬」の漬け込み作業に当たる職人たち=伊豆山の友和組合

 熱海市伊豆山・七尾地区の友和組合で29日までに、七尾たくあんの「三年漬(づけ)」の漬け込み作業が行われた。熟練の職人らが直径・深さ2メートルの木製たるに入り、干し大根約2万本ずつを隙間なく詰め込んでいった。

 同組合の工場には直径3メートルのたるを含め、30の巨大な木製たるが並ぶ。そのうち今冬はたる4個半に計9万本ほどを漬け込むという。

 地元での生産量が減ったこともあり、九州産の干し大根も使用。円形のたるに隙間なく並べると踏み、良質な米ぬかと塩、色粉を振りまいてからまた干し大根を並べる、といった作業を黙々と繰り返した。

 同組合顧問の守屋吉雄さんは「今年は大根の出来も乾燥具合もいい。3年後のたる出しが楽しみ」と話した。

 【写説】七尾たくあん「三年漬」の漬け込み作業に当たる職人たち=熱海市伊豆山の友和組合