観梅客に梅の種類を説明する熱海まち歩きガイドの会の会員=熱海梅園

 ■まち歩きガイドの会、梅園の歴史など説明 ジャカランダ遊歩道美守る会、外国語にも対応

 「熱海梅園梅まつり」(3月3日まで)を盛り上げようと、熱海市内の二つのボランティア団体が園内外で案内活動を繰り広げている。「熱海まち歩きガイドの会」と「梅園ジャカランダ遊歩道を美(み)守る会」で、メンバーは「熱海の魅力を伝えたい」「熱海をより楽しんでほしい」と口々に話し、PRに力を入れる。

 熱海まち歩きガイドの会(会員48人)は、熱海梅園内の無料ガイドを同まつり期間中、毎日実施している。無料ガイドは10年の節目。本年度の養成講座を修了し、仲間に加わった会員も案内活動に奮闘している。

 平日は3人、週末は5人が待機し、要望に応じ約40分かけて園内を案内する。梅園の歴史や梅の種類、石碑などの説明は好評で、観梅客からは「案内してもらうことで、より梅園を楽しめた」といった声も寄せられる。

 疋田和歌子代表は「無料ガイドは人気で人手が足りないぐらい」とうれしい悲鳴を上げつつ「会員はボランティア精神で頑張っている。梅園と熱海の素晴らしさを伝えたい」と力を込める。

 梅園ジャカランダ遊歩道を美守る会(会員20人)は土・日曜日に、JR来宮駅構内と周辺で観光と道案内を実施。会が発足して10年の節目とあって、会員は「梅園のために」という思いを新たに活動に励んでいる。

 券売機前にブースを特設し、英語、中国語表記のものを含め、各種観光パンフレットやチラシを並べる。英語、中国語、フランス語、スペイン語が堪能なメンバーがいることから、外国人観光客にも対応する。峯野喬造会長は「『いってらっしゃい』といった言葉掛けと、短時間で端的な説明を会員たちには呼び掛けている。もてなしに努めていきたい」と話した。

 各団体、手荷物の預かりも行う。キャリーバッグ利用者が多いことから、身軽に散策ができると好評を得ているという。

 【写説】観梅客に梅の種類を説明する熱海まち歩きガイドの会の会員=熱海梅園

 【写説】駅利用者にパンフレットを配り熱海梅園梅まつりをPRする美守る会の会員=熱海市のJR来宮駅