ほぼ満員だった熱海国際交流協会の国際理解講座「心の開国」=市役所

 ■観光のプロに対応学ぶ

 熱海国際交流協会(AI)はこのほど、国際理解講座「心の開国」を市役所で開いた。市内を中心に会員ら約100人が参加。観光のプロフェッショナル2人を講師に迎え、外国人観光客の対応を学んだ。

 講座は毎年開催していて、今回は普段気づかない熱海の魅力を再発見して熱海の自信と誇りを世界に発信するきっかけづくりを狙った。2019年のラグビー・ワールドカップ日本開催、20年の東京五輪を意識した。

 静岡ツーリズムビューロー(TSJ)ディレクターの府川尚弘さんが外国人観光客を対象としたツーリズムの在り方、市内に住むTSJ戦略アドバイザーのトニー・エバレットさんがラグビー・ワールドカップについて話した。

 このうち、府川さんが「ラグビーはチャンス。東海道を最大限に利用すべきだ。試合の合間にどれだけ観戦客を熱海に呼べるか」と話した。その上でツーリズムを「世界視野、日本視点、地域視力を養うことで心躍る感動を与え、客をつなぐ。感動体験に仕立てることが大事」と呼び掛けた。エバレットさんは過去大会から日本大会の観戦客を13万3000~40万人の間と予想。試合間隔が1週間程度あることから滞在延長する客の誘致が鍵とした。

 名誉会長の斉藤栄市長は「今後増えるだろう市内で働く外国人にとって快適で暮らして良かったと思えるためにも協会の役割は高まる」とあいさつした。

 同協会は会員を募集中。問い合わせは同事務局〈電0557(86)6233〉へ。

 【写説】ほぼ満員だった熱海国際交流協会の国際理解講座「心の開国」=熱海市役所