集まった住民らの前で神女舞を披露する女児=伊豆山小

 ■住民ら100人が鑑賞 

 熱海市の伊豆山神社に伝わり、例大祭で奉納される「神女(しんにょ)舞」の鑑賞会が30日、伊豆山小で開かれた。同校と校区の各種団体関係者らでつくる「伊豆山子を語り学校を地域の活性化の拠点とする会」主催の初イベントで、児童や住民約100人が放課後に集まり、地域の伝統文化に間近に触れた。

 舞を披露したのは昨春の例大祭で奉仕した同校2年の高橋真麻さんと八木蓮華さんで、会に向けて稽古を重ねた。例大祭と同様に装束を着け、楽人の奏でる太鼓や笛などの音に合わせて静々と舞った。

 同神社禰宜(ねぎ)の大鳥居素さんは「神様を招き、楽しんでもらう所作がある。祭りでは神様に向けて舞うが、今回は皆さんに神様の気持ちになって見てもらえたらうれしい」と語り、装束や音楽について解説した。

 舞を披露した2人は「恥ずかしかったけれど楽しく舞えた」「人がいっぱいでびっくりした。皆に見てもらえてうれしい」と笑顔を見せた。初めて神女舞を見た女児は「ゆっくりとした動きで驚いた」、南後由江さん(53)は「装束の色合いにも目を引かれ、歴史を感じた」と話した。

 同会は2月13日に講座「伊豆山歴史ミステリー」を開く。問い合わせは同校〈電0557(80)5245〉へ。

 【写説】集まった住民らの前で神女舞を披露する女児=熱海市の伊豆山小